犬にかまれた直後、本当の問いはこれから十数分で何をするかです。ふたつを、この順で。石けんと流水で傷を洗い、思っているより長く洗う。そして受診する。CDC によれば、犬や猫にかまれた人はすぐ医師に連絡すべきです——具合が悪くなくてもです。
見分ける:傷が小さいことは軽いことではありません
受診が遅れる方の多くは、犬にかまれたことを軽く見ているのではなく、自分の傷は小さいと自分で結論づけています。CDC によれば、犬のかみ傷やひっかき傷からは、傷が深くなく重く見えなくても病原体がうつります。決め手は傷の大小ではありません。
- 犬の歯は裂きながら深く押しこみます:傷口はごく小さいのに通り道は深く、水では底まで届きません
- ひっかき傷やすり傷で皮膚が傷ついた場合も数に入ります——動物の唾液が皮膚の切れたところに入れば十分です
- 手、足、顔、頭の傷はほかの場所より重くなります:NHS はこの4か所を別に分けています
- お子さまはおとなよりかまれることが多く、けがも重くなりがちです。CDC によれば、小さなお子さまの大半は日常の生活の中で、よく知っている犬にかまれています
- CDC によれば、がん、糖尿病、HIV で免疫が落ちている方、化学療法中の方、脾臓がない方、アルコール依存の方では、重い感染の危険が高くなります
いますること
以下のどれも処方は要りません。
- 血が多く出ているときは、清潔で乾いたガーゼかタオルを出血点に当てて強く押さえる——まずこれを。
- 石けんと流水で傷を洗い、ていねいに長く洗う——狂犬病にさらされた可能性のある傷では、CDC は15分洗うことをあげています。
- 清潔なガーゼで覆う。小さな傷について CDC は、覆う前に抗菌の軟膏を塗る手順も加えています——ただしそれは受診の代わりにはなりません。
- その日のうちに受診し、犬にかまれたことをはっきり伝える:CDC は、診た人が狂犬病の予防を決めるために保健当局に相談する必要があることもあると述べています。
- かまれた時刻、どんな動物か、飼い犬か野良かを書き残す。飼い主がいるなら、狂犬病の予防接種の証明をもらってください。
- 自分でその犬を捕まえにいかないでください。地域の家畜衛生または保健の窓口に知らせ、処理と見守りを任せてください。
してはいけないこと
- 「飼い犬だし、接種もしているし、大丈夫だろう」を受診しない理由にしないこと。その犬が接種済みであることは医師のための事実で、あなたのための結論ではありません
- かみ傷を家で縫い閉じない、切り広げない、口で血を吸い出さない
- 薬草を当てる、粉薬をふる、歯みがき粉・油・軟膏を傷に塗ることをしない
- 腫れるか感染するかを見てから決めようとしないこと:CDC は受診の目安をかまれた直後に置いていて、傷が悪くなったあとではありません
- 薬を自分で買って飲んで終わりにしないこと——飲む抗菌薬が必要かどうかは、傷を見たあとの医師の判断です
そのあと2週間はまだ注意が必要です
犬のかみ傷は、狂犬病と破傷風の予防だけの話ではありません。犬と猫の口の中にはカプノサイトファーガという細菌がいます。CDC によれば、これが起こす感染はまれですが重くなりうるもので、血の中に入って菌血症、腎不全、組織が死ぬことにつながり、指や手足を切り落とさざるをえなくなった方もいます。
そのため CDC は見守る期間を定めています:犬や猫にかまれてから14日のうちに、次のしるしがあればすぐ医師に連絡し、動物にかまれたことをはっきり伝えてください。
- かまれたところのまわりの水ぶくれ
- かまれたところの赤み、腫れ、膿、痛み。NHS はさらに、傷が熱い、液が出る、いやなにおいがすることをあげています
- 発熱
- 下痢、腹痛、嘔吐
- 頭痛または混乱
- 筋肉または関節の痛み
病院へ行くべきとき
次のときはすぐ115番(ベトナムの救急番号)に電話するか救急へ:ガーゼを当てて強く押さえても出血が止まらない・傷が大きい、深い、傷口が広く開いている、または体の一部が失われた・ひどく痛む、または指、手、足をいつものように動かせない・かまれた人がふらつく、力が入らない、顔色が青白い・同時に複数かまれた、または頭、顔、首の傷・かまれたあとに発熱があり嘔吐、頭痛、混乱を伴う・小さなお子さまが頭や顔をかまれた。それ以外のすべての犬のかみ傷は、明日まで待たずその日のうちに受診を——ごく小さなかすり傷でも、接種済みの飼い犬でもです。次のときはさらに早く:手または足の傷・傷が熱い、腫れている、液が出る、においがする・その犬が狂犬病の予防接種を受けているか分からない・最後の破傷風の接種からかなりたっている・上にあげた危険の高い方にあてはまる。
この二段目について CDC は、医師に電話するか診てもらえるところへすぐ行くよう述べています——速やかに、ただし救急へ直行とまでは求めていません。あなたの務めは受診することで、自分で段を決めて家にいることではありません。
医療機関でしかできないこと
はっきり申し上げます。狂犬病のワクチンと抗狂犬病免疫グロブリン、そして破傷風の接種は、いずれも医療機関で行うもので、家では行いません——何を接種するかは、傷を見てその動物の話を聞いたあとの医師の判断です。上の囲みのしるしがあれば、まず病院へ、連絡はあとに。
当社ができるのは傷のまわりのことです:ビデオ通話のオンライン相談で医師に傷を見せ、受診が必要な状況かを知ること;医師が往診して病歴を聞き、診察し、入院が必要な場合はそう申し上げること;医療機関での処置が済んだあとは、指示に沿って看護師がガーゼの交換、抜糸、治り具合の見守りを行うこと。感染が広がる場合は医師と連携し、転院のご相談もします。
出典:CDC、および上で明記した部分は NHS の公開手引きによります。この記事は内容を伝え直すもので、診察に代わるものではありません。CDC への言及は出典を示すものであり、同機関が Y Tế Xanh や当社のサービスを推奨しているものではありません。
ご家族へのケアについてご相談ください。ホットライン 094 368 81 15(24時間・年中無休)でのお問い合わせとご予約は無料です。Y Tế Xanh には、医師がご自宅へ伺う診察、看護師が医師の指示にそって行う処置(注射、点滴、包帯交換)、ビデオ通話による遠隔相談、そして服用中のお薬の確認があります。踏み込んだ遠隔相談や二回目以降は有料のサービスです。お子さまについては診察と急な対応のみをお受けし、ご自宅での長期のケア、新生児、妊産婦はお受けしていません。お住まいの地域に人員がいることを確認し、料金を明確にお伝えした上で始めます。
出典
- CDC — About Rabies
- NHS — Animal and human bites



